【写真展閉幕】福岡・博多で「独学の壁」を目撃した9日間。ART BASE KMYでの出会いKMY

どうも、フォトグラファーの赤木友厚です!

5月9日から17日まで、福岡のART BASE KMYで開催されていたグループ写真展「Artistic portrait exhibition」が、無事に幕を閉じました。

いや〜、本当に濃厚な期間でした。燃え尽きて真っ白な灰になるかと思いましたが、来場してくださった皆さんの熱量のおかげで、むしろ次の作品へのエネルギーが体中からハミ出している状態です。

今回は、最高にエキサイティングだったこの写真展を振り返りつつ、数日後に迫った「あのビッグイベント」への伏線回収についても、ちょっとフランクに、時にジョークを交えながら語らせてください。

目次

1. 「Artistic portrait exhibition」閉幕!200名の熱気に圧倒された日々

まず最初に、地鳴りのような感謝を込めて、この言葉を叫ばせてください。 ご来場いただいた約200名のお客様、本当に、本当にありがとうございました!

「ゴールデンウィーク明けの福岡だし、みんなお家でネコとゴロゴロしてるかな?」なんて一瞬でも不安に思った僕がバカでした。フタを開けてみれば、初日から最終日まで連日の大盛況。特に20〜30代の若いフォトグラファーやクリエイターたちが次々と足を運んでくれて、会場は常に熱いカメラトークと熱気で天然のサウナ状態でした(ちょっと盛りました、エアコンは快適でした)。

ギャラリーの壁に展示されたポートレート作品を真剣な表情で見つめる、カメラを背負った2人の若い男性の後ろ姿
カメラを肩にかけた若手クリエイターたちが、食い入るように作品を見つめる図。この真剣な後ろ姿を見ているだけで、胸が熱くなりますね。

てくれた出展者のメンバー、本当にお疲れ様でした!みんなの尖った感性や、既成概念をぶち壊すような作品アプローチに、僕自身が一番刺激をもらったかもしれません。お互いの作品を前にあーだこーだと議論した時間は、一生の財産です。

福岡のアートスペースART BASE KMYの写真展会場で、洋服のラックの横で両手を広げて笑顔でポーズをとる女性スタッフ
アパレルとアートが融合した空間!主催者の満見つきさん。素敵なナビゲートで会場が一気に華やかになりました。

さらに、忘れてはならないのが、完璧なサポートで会場を24時間体制(これも盛りすぎ)で支え続けてくれた「家康さん」! 家康さんの全方位に気が利くディフェンス力とサポートがなかったら、僕らの展示は途中で空中分解していたかもしれません。徳川の血を引いているだけあって(?)、イベント運営の守備力が完全にカンストしていました。受付のテーブルに置かれた名刺を見るたびに安心感が半端なかったです。本当に感謝しかありません。

カウンターでは大人がクールにクリエイティブワーク、奥のテラスでは子供たちが元気に遊ぶ。この「カオスなのに居心地が良い空間」、福岡でここだけじゃないかな?
ART BASE KMYのカフェカウンターの椅子に座り、真剣な表情でスマートフォンやPCを操作する黒シャツの家康さんの横顔
カフェテーブルの上にディスプレイされた、写真展出展作家のオリジナルポストカードや缶バッジなどの物販グッズ
物販コーナーも大盛況!こだわりのポストカードや缶バッジたちが「僕らを連れて帰って〜」とアピールしている瞬間の1枚。

2. 大人も子供もカオスに混ざり合う、最高のアートスペース「ART BASE KMY」

今回、僕たちのエネルギッシュ(かつわがまま)な展示を温かく受け入れてくれた会場が、福岡市博多区神屋町にある「ART BASE KMY(アートベースKMY)」さん。

ここ、ただの「敷居の高い、おすまししたホワイトキューブ(ギャラリー)」じゃないんですよ。 一歩足を踏み入れると、洗練された現代アートやスタイリッシュなアパレルが並んでいるかと思えば、奥のカウンターでは地元のクリエイターがMacを広げてガチの仕事をしていて、さらに外のテラスや路地からは地元の子供たちが「こんにちは〜!何してんの〜?」って普通に突っ込んて遊びに来る。

白と黒のストライプ柄(シマウマ模様)の中にリアルな人間の目が2つ描かれた、ART BASE KMYに展示されているモダンアート作品
会場内でひと際異彩を放っていたシマウマ柄のアート。見つめ合っていると、なんだか僕の心の奥底まで見透かされている気分になります……!
ART BASE KMYの店内に飾られた「NOBOSE BASE」のロゴ入りTシャツと、2階のセレクトショップを案内するポップなポスター
2階にはセレクトショップ「NOBOSE BASE」さん。このお茶目なロゴ、一度見たら夢に出てきそうなくらい頭から離れなくなります(笑)。
壁面に展示された女性のイラストアートと、その奥の壁から覗くように描かれた「NOBOSEは2階へ」という文字を持つキャラクターのイラスト
壁面の美しいアートのすぐ隣から、ひょっこり現れるコミカルなキャラクター。この絶妙なギャップと遊び心こそがKMYクオリティ!
「DIG the ART」と書かれたアートプリントや雑誌が並ぶディスプレイ棚の奥で、笑顔で両手を曲げてポーズをとる若い女性
アートをディグる(探る)「DIG the ART」コーナーの奥で、こもれびもかさんに最高にキュートなにゃんにゃんポーズをいただきました!会場のハッピーな空気感が伝わりますね。
ART BASE KMYの人工芝エリアで、写真展の案内看板の奥に立ち、ダンボールの工作を前に話をしている男性と青い服を着た地元の男の子
写真展の看板の横で、地元の少年と大人のクリエイターが「ダンボールロボ」を前にガチの作戦会議中。世代を超えた交流が日常茶飯事な場所なんです。
ART BASE KMYの屋外に設置された、独特の曲線美を持つ緑色のブロンズ彫刻作品と、サインがたくさん書かれた奥の黒い大型オブジェ
敷地内には、思わず造形美に見惚れてしまう本格的な彫刻作品も。フォトグラファーとしては、この美しい「陰影のグラデーション」だけで白飯3杯はいけます。
頭からダンボールで作った大きなロボットのような工作を被り、青いTシャツとハーフパンツ姿で道路を歩いていく男の子の後ろ姿
KMYで制作した特製の「最強ダンボール博多山笠のおみこし」を背負って、颯爽と博多の街へ繰り出す少年。未来の巨匠クリエイター、ここに爆誕です。気をつけていってらっしゃい!
様々なアートイベントやワークショップのポスターが貼られたシルバーの壁の前にディスプレイされている、子供たちがダンボールで作ったロボットや乗り物の工作
外壁一面に貼られた楽しそうなワークショップの案内と、その前に鎮座する子供たちのダンボールアート。まさに「街と一緒に生きてるギャラリー」って感じでワクワクします。
人工芝の上に停められた赤いミニカー(next CRUISER)と、そのボンネットに置かれたダンボール箱の中に大切そうに収められた犬のぬいぐるみ
なんでギャラリーの前に真っ赤なジープがあるんだ(笑)!? しかもボンネットの上には、ダンボールのマイホームに収まった犬のぬいぐるみが。情報量が多すぎて最高です。
青いテーブルの上に置かれた、イチゴとブルーベリーが贅沢にトッピングされた美味しそうなサクサクのデニッシュ2個のアップ
展示物鑑賞で疲れた頭に糖分補給。サクサクでジューシーな絶品デニッシュ!赤木は食べれませんでしたがしっかり物撮り(笑)
デニッシュを食べたそうに見つめる遊びに来ている子供たち。「えっ、これ食べれないの?」・・・ごめんね、デニッシュは来場者特典なのよ(泣)
デニッシュを食べたそうに見つめる遊びに来ている子供たち。「えっ、これ食べれないの?」・・・ごめんね、デニッシュは来場者特典なのよ(泣)
ART BASE KMYの店先に設置された、サインやイラストが落書き風にたくさん書かれた黒いティラノサウルスの大型オブジェと写真展の立て看板
入り口で来場者を迎えてくれるKMYのシンボル、黒い恐竜!なぜかゴールドのマスク(?)を被って、僕らの写真展の看板を全力でアピールしてくれていました。君、いい仕事するねぇ。
「おじちゃん、これ見て!」と、お気に入りのぬいぐるみを自慢しにきてくれた地元の少年。こういう日常の風景が普通に溶け込むのが、KMYの最高の魅力です。
ART BASE KMYの緑の人工芝エリアで、犬のぬいぐるみを両手で大切そうに抱えてカメラをまっすぐ見つめる地元の男の子

こんなに自由で、刺激的で、温かい場所を提供してくださったART BASE KMYの皆様、本当にありがとうございました!


3. 巨匠・笹口悦民氏の参戦!「独学の壁、光の深淵」という名の最強の伏線

さて、ここからが今回のブログの本番です。

今回の僕の展示ブースで、おそらく一番多くの来場者が足を止め、メモを取り、そして驚きと悔しさの混ざった表情でザワついていた場所があります。(個人的感想です💦)それが、「僕の作品の隣に、広告写真の第一線で活躍する高名な師・笹口悦民氏の作品を並べる」という、我ながら冷や汗モノの「師弟対決」エリアです。

写真展会場の壁に並べて展示された2枚のポートレート作品。左側はネオンブルーのライティングが特徴的な赤木友厚の作品、右側はクラシカルなモノクロームの笹口悦民の作品。それぞれの下にライティング設計図入りのキャプションが添えられている。
左が僕の作品、右が笹口先生の作品。設計図は同じなのに、このクオリティの差……。まさに「公開処刑」状態でしたが、これこそが「独学の壁」。プロの技術の深淵を目の当たりにして、来場者もザワついていました。

キャプションにつけたタイトルは、「独学の壁、光の深淵」

これ、見に来てくれた独学の若いフォトグラファーたちに、めちゃくちゃ強烈な一撃として刺さったみたいです。みんな一斉にスマホを取り出して、キャプションに設置した「スマホで持ち帰るライティング理論」のQRコードをガンガン読み取っていました。

壁に貼られた赤木友厚の「独学の壁、光の深淵」キャプションのQRコードを、来場者がスマートフォンで読み取っている手元のアップと、隣にある写真家・笹口悦民のプロフィールパネル
来場者が一斉にスマホをかざした「運命のQRコード」。巨匠・笹口氏のプロフィールと並ぶ僕の作品キャプション……正直、自分で見ても背筋が伸びるプレッシャーでした(笑)。

「設計図(正解)が同じ」なのに、なぜこれほど結果が違うのか?

「ライティングの機材(SonyやGodox)を揃えて、ネットにある設計図通りに配置すれば、プロと同じ写真が撮れる」 情報が溢れる今の時代、独学で写真を学んでいると、ついそう錯覚しがちですよね。でも、実際に僕と笹口先生の作品を肉眼で見比べた人たちは、みんな一様に言葉を失っていました。

  • ストロボの光が肌に当たったときの、シャドウへ向かう階調の滑らかさ
  • ジュエリーや金属の高級感を極限まで引き出す質感のコントロール
  • 被写体の瞳に宿る、ゾクッとするような品格と命の気配

「図面上の配置や数値は同じなのに、光の『深み』が全然違う……!」という驚きの声が、毎日会場のあちこちから聞こえてきました。

これこそが、僕がこの展示に込めた「教育的価値」です。つまり、「理論という地図を持っていても、現場の数ミリの角度、数パーセントの光量調整、そして被写体への深い洞察という『実践の凄み』を知らなければ、本物のクオリティには絶対に届かない」という現実を、身をもって体験してもらったわけです。

表面的な模倣では辿り着けない、プロの本物の技術の凄み。今回、作品を提供してくださった笹口先生のおかげで、展示のクオリティが何倍にも跳ね上がると同時に、今週末に迫ったセミナーへの完璧なインフォーム(啓発)ができました。先生、本当にありがとうございました!


4. 赤木友厚の出展作「サイバー・エイド」を振り返って

今回、僕が作家としてメインで出展した作品が「サイバー・エイド」です。

福岡のアートギャラリーART BASE KMYの写真展会場で、赤木友厚の写真作品「サイバー・エイド」の隣に、モデルを務めたこもれびもかさんと赤木友厚が並んで立っている。こもれびもかさんは作品と同じ、両手でハートマークを作るポーズをして笑顔。赤木友厚も隣で笑顔。
「サイバー・エイド」のリアル天使、こもれびもかさんが降臨!僕が「1ミリの妥協も許さず組んだ光」は、彼女が作品の横に立ち、同じポーズで笑顔を向けた瞬間、ただの計算された光から「本物の魔法」へと変わり、作品が真の意味で完成しました。

今の時代、多くの若者が抱える生きづらさや心の「痛み」を、サイバーパンクなファッションで包み込み、心を守る。そんな想いを込めた「サイバー天使」を、綿密に計算されたブルーとピンクのミックス光(カラーフィルターライティング)の中に浮かび上がらせた作品です。

会場では、「この浮遊感はどうやって撮っているんですか?」「SF映画のワンシーンみたいで、色のコントロールが変態的(※最高の褒め言葉です)ですね!」など、本当にたくさんの生のフィードバックをいただきました。

来場者様の温かい感想、そして時に鋭い視線が、僕をさらに成長させてくれます。そして、笹口先生の圧倒的な作品の隣に並んだことで、僕自身が見つけた「次への技術的課題」。これらはすべて、これからの作品創作のための莫大なエネルギーに変えていきます。プロとしての探求に、終わりはありませんからね!

6. 【最終告知】5/22(金)夜、福岡で「答え合わせ」をしよう。残席わずか!

さあ、 会場で「独学の壁」を目の当たりにし、ライティング設計図のQRコードを持ち帰ったあなた。

「じゃあ、一体どうやったら、あの圧倒的な『光の深淵』を自分の手で作り出せるのか?」

その全ての答え合わせをするための、本当の決戦の夜がやってきます。

2026年5月22日金曜日18時開演の「福岡 笹口セミナー」の告知チラシ。座学テーマ「写真を撮る前に知っておくと写真が変わる!」と実演テーマ「柔らかいポートレートビューティライティング」の詳細が記載されている。
5月22日(金)開催の笹口セミナー告知。募集締め切りが目前に迫っています。全ての熱量をこの一夜に凝縮します!

5月22日(金)18:00より、博多駅近くの「フジスタジオ」にて、笹口悦民氏によるライティング実演セミナーを開催します。

この金曜夜の一晩にすべての機材、アシスタント、そして笹口先生のエネルギーを100%凝縮することを選択しました。結果として、現在お申し込みがどっと集中しており、いよいよ席の受付締め切りが目前に迫っています!

本来、東京のスタジオでは通常33,000円で開催されるハイエンドな広告写真の講義ですが、今回は「福岡から、世界に通用する次世代のフォトグラファーを引き上げたい」という僕たちの熱い投資も含め、福岡特別価格(22,000円)での開催です。これ、ハッキリ言って破格以外の何物でもありません。

時間を金で買って、独学の限界をワープするように突破したいプロ志向のあなた。 残りの座席は、文字通り「残りわずか」となっています。満席となり次第、完全に受付を終了いたします。

「あの時、一歩踏み出してプロの指先の動きを見ておけばよかった」と、後からSNSのタイムラインを見て悔しがる側になるか。それとも、福岡の写真史が変わる伝説の夜の「20名」の目撃者になるか。

決断するなら、今しかありません。 熱い情熱を持ったあなたと、5月22日、フジスタジオでお会いできるのを心から楽しみにしています!

【5/22 笹口セミナー福岡・最終申込はこちらのリンクからお急ぎください!】

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この記事を書いた人

赤木 友厚のアバター 赤木 友厚 経営者・フォトグラファー

福岡県出身。フォトシア株式会社 代表取締役。旅行業界で培ったグローバルな視点と、WEB制作のスキルを活かし、2010年に独立。2022年に法人化。

【コンセプト】
社名「フォトシア」は、写真(Photo)と記録(Dossier)を融合させた造語です。単なる記念撮影に留まらず、個人のアイデンティティを深く刻み込む「記録としての写真」を追求しています。

【実績・受賞歴】

九州PMD GOLD 受賞

西日本最大級FPF 受賞

WEB制作・情報整理の知見を活かしたビジュアルブランディング

【使用機材】

Sony α7RV(高画素静止画)

Sony FX3(シネマティック動画)

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